[代表番号]
072-232-3387
[在宅医療部直通]
072-275-7383
[代表番号]
072-232-3387
[在宅医療部直通]
072-275-7383
〒590-0925
大阪府堺市堺区綾之町東1丁1番32号
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2022年7月より在宅医療部を開設し、訪問診療、往診に対応しております。
当院は『機能強化型・連携型の在宅療養支援診療所』です。
総合診療に携わってきた医師と、患者さんの生活を支えるために集まったケアチームが対応いたします。
安心できる場で療養していただくために、患者様やご家族様のお気持ちを大切にし、サポートいたします。
医師が定期的にご自宅や介護施設に訪問診療します。
緊急時、24 時間 365 日体制で電話対応し、夜間や休日にも往診します。
急変時、状況に応じて病院へのご紹介を責任持って行います。
ご希望の方はまずはお電話ください
在宅医療部直通
072-275-7383までお願いします。
担当ケアマネージャーさんがおられる方は
ケアマネージャーさんに当院の訪問診療を希望する旨をお伝えください。
訪問 診療曜日
診察時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日祝 |
09:00-12:00 | ○ | ○ | × | ○ | ○ | ○ | × |
13:30-17:30 | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × | × |
通院が困難な方
がん・難病・重度障害の方
寝たきりの方
住み慣れた場での療養を希望される方
人生最期の時間を自宅での過ごしたい方
医療的ケアが必要な小児・若者
がん
内科疾患全般
認知症
脳血管疾患(脳梗塞後・脳出血後くも膜下出血後など)
褥瘡・皮膚科全般
神経難病(筋萎縮性側索硬化症やパーキンソン病など)
整形外科疾患・耳鼻咽喉科疾患のプライマリケア領域※
各種外科処置対応可能
内服管理、在宅生活の療養管理指導
各種検査(採血、尿検査、超音波検査、心電図、心音図、喉頭ファイバースコピー、嚥下内視鏡検査)
予防接種(インフルエンザ、コロナウイルス、帯状疱疹ウイルスなど)
輸液、抗生剤等の注射投与
胃ろう・経管栄養・気管カニューレ・各種カテーテルの交換・管理
インスリン療法
在宅酸素療法
人工呼吸器管理
在宅中心静脈栄養療法
ターミナル期(終末期)医療、緩和ケア
胸水・腹水穿刺
褥瘡処置、陥入爪処置、外傷処置(プライマリケア領域※)
耳鼻咽喉科処置(プライマリケア領域)
※プライマリケア領域についての説明はこちらを参照→
https://www.primarycare-japan.com/about.htm
堺区、北区、西区、中区を中心に訪問しています。
南区、東区は要相談にてお受けさせていただきます。
患者様それぞれでお持ちの保険が違いますので、診療費の詳細については担当者へご相談ください。
また、行政機関への医療費減額の申請に係る相談も承っております。
【目安】
1割負担の方 8,000円~10,000円
(2割・3割負担の方はそれぞれの割負担分ご負担いただきます)
(検査代・医療機器代などは含まれておりません)
(薬代は別途に調剤薬局からの請求になります)
ベルピアノ病院
耳原総合病院
馬場記念病院
浅香山病院
清恵会病院
堺市立総合医療センター
大阪労災病院
近畿中央呼吸器センターなど
(順不同)
「支え、支えられ、いたみわけ。」
日本は「超高齢多死社会」となりつつあります。高齢者が多く、寿命を迎える人を沢山抱える「超高齢多死社会」において、十分な質・満足度と量の医療を地域で生活する方々に持続的にお届けすることは、医療現場、行政、政府の切実な課題です。殊に、都市部では2025年に団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となり、高齢化に拍車がかかり、この課題と向き合う遂行期になります。このことを2025年問題としてご存じの方も多いかも知れません。
一方社会保障費の増加が著しい状況です。そのため医療政策は、入院医療はこれ以上増やさない病床抑制策と、今まで慢性期の病床で入院していた方については自己負担のより多い施設(有料老人ホームやサービス付き高齢者住宅など)での療養へ誘導策がとられております。
この医療現場の課題に対する対応策として、「在宅医療」は注目を集めています。人は社会の中で自宅を中心として生活している「生活者」としてみることができます。しかし、病気や怪我により「患者」となり、一般的には生活から切り離されて病院などで医療をうけます。病気が完治したり、生活に戻れる程度に軽快すれば、退院して生活に戻ります。
しかし、超高齢多死社会においては、完治は望めない病気や障害を抱えて生活したり、人生の終焉に近づいているその貴重な時間においてこそ住み慣れた「生活の場」で過ごしたい、という希望を持たれる方が多くなってきております。実際にそういったことは日常になりつつあります。
人は「患者」であるよりも「生活者」として自分の勝手知ったる生活に身を置く方が、安心でき、生き生きされるように思います。ですから、十分に行き届いた在宅医療は、質や満足度の高い医療を提供することができます。
しかし、「生活者」で居続けられるには、その方を支える家族やパートナーや医療介護従事者があってのことです。支える人たちも「生活者」であり、だれかに過剰な負担がのしかかりその方の生活が立ちゆかなくなっては支える担い手がいなくなります。支えられる側、支える側も一つのチームとなり、それぞれに「いたみわけ」し合いながら持続可能な医療介護チームをこしらえることで、はじめて一人の方の生活を支えて行けます。
そのような体制を全ての方にこしらえることは叶わないこともあります。しかし、一人でも多くの方に、その方が望めば「生活者」として人生を生ききれるような「生活を支える在宅医療」をお届けできるように、頑張って行きたいです。